いろいろなお茶の楽しみ方
同じ煎茶でも深蒸し、浅蒸しなどの製法により違う味を楽しむのもあれば、ほうじ茶や玄米茶などの香ばしいものを楽しむのも、人それぞれ。機械で摘むより手摘みだとより丁寧で味わい深いお茶が楽しめます。深蒸しと浅蒸しでは、色も味も異なるため、飲み比べてみれば煎茶の奥深さに気づけるかも。最近では、紅茶や抹茶の原料となる碾茶が作られるなど、煎茶に限らないお茶も次々と島田から世界に羽ばたいています。
3つの違いを知る
茶葉の違い
急須でじっくり入れるのが一番おすすめですが、お湯に溶かすだけの手軽な粉末茶も、商品をしっかり選べば本格的なおいしさを体験できます。
製法の違い
旨味が強く、濃い緑色のお茶が深蒸しの特徴。一方、お茶本来の甘みや渋みなどを感じやすく、清涼感のある黄金色(萌黄色)のお茶が浅蒸し。島田ではどちらも作られています。
茶器の違い
せっかくお茶で一息つくなら、器にもこだわりたいところ。島田で作られている、志戸呂焼の茶器で飲んでみてはいかが?
食事にもおやつにも、
贈り物にもぴったり
定番の和菓子と一緒に
お茶といえばやっぱり和菓子。宿場町だった島田市には、和菓子がいっぱい。お茶と一緒に和菓子もいかが?
プレゼントにもおすすめな和紅茶
自分で飲むだけじゃなく、贈り物にもぴったりなのが島田のお茶。こだわりの和紅茶は、しなやかでやさしい甘みや旨みを堪能できます。
お茶レシピ
飲むのはもちろん、お料理に使えるのもお茶の特徴。抹茶はババロアなどスイーツづくりにも大活躍。島田市ではおいしい抹茶もたくさん作られています。
お茶の分類
お茶は加工方法によって大きく3つに分類されます。 緑茶と呼ばれる爽やかな香りの不発酵茶。ウーロン茶に代表される独特の香りが特徴の半発酵茶。 世界中で最も多く飲まれている紅茶は発酵茶です。
どれも同じお茶の葉からできますが、摘み取った後の加工方法によって味わいや香り、水色も大きく異なります。
お茶の種類
お茶の種類は様々。代表的な煎茶や焙じ茶、紅茶だけでなく、製造過程で生まれる副産物「出物(でもの)」も一心二葉で摘まれる大切なお茶です。
焙じ茶のようにさっぱりした味わいの茎茶。お湯を入れればすぐに濃いお茶が楽しめる粉茶。旨味が凝縮されている芽茶は重量感のあるお茶の濃い旨味を楽しめます。
1.お湯が沸いたら湯飲みに注ぐ
お湯が沸いたらまず、湯飲みに注いでください。それだけでお湯の温度が約10度ほど下がります。どれも同じお茶の葉からできますが、摘み取った後の加工方法によって味わいや香り、水色も大きく異なります。
2.お茶の葉を急須に入れる
人数分の茶葉を急須にいれます。1人分の目安は湯量80cc茶葉2~5gです。
3.冷ましたお湯を急須に入れる
湯飲みに注いだお湯を急須に注ぎ、蓋をして1分ほど(低音の場合は2分)蒸らします。
4.湯飲みに順番に注ぐ
できるだけ均等な濃さになるように少しずつ回し淹れ、最後の1滴まで注いでください。